神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)が、今夏で電撃引退する可能性があることが5日、分かった。複数の関係者が明かした。11日に39歳の誕生日を迎えるイニエスタは今季終了まで神戸との契約を残しているが、今季はここまでJ1で2試合の出場にとどまっていた。5日午後には自身のSNSで神戸のユニホームを着た写真を掲載。「Siempre(ずっと)」と意味深な投稿もしていた。イニエスタはバルセロナの下部組織で育ち、18歳でトップチームデビュー。リーグや欧州CL優勝だけではなく、W杯は06年ドイツ大会から4大会連続出場。10年南アフリカ大会決勝ではスペインを初優勝に導く決勝点を挙げた。18年7月に神戸に加入。今季は公式戦で一度も先発出場がないが、19年度の天皇杯でクラブに初タイトルをもたらすなど卓越した技術で多くのファンを魅了してきた。“花道”は6月6日になる。東京・国立競技場で神戸とバルセロナ(スペイン)が対戦することが判明。複数のJリーグ関係者によると既に内定しており、19年7月以来2度目の対戦が実現する。バルセロナはリーグ最終節セルタ戦後(同4日予定)にスペインをたつ。強行軍の中で行われる異例の一戦は、財政難を少しでも解消したいバルセロナの事情だけではなく、イニエスタの意向も反映されているといわれる。スペイン関係者によると、同戦でイニエスタは神戸とバルセロナの両チームでプレーするプランがあるという。獲得に興味を示している中東や米国などで現役を続行する可能性があるものの、今夏での神戸退団は濃厚で、「6・6」が少なくとも日本のファンへ向けた何かしらのメッセージになるのは間違いない。一時代を築いたレジェンドの決断に注目が集まる。
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