東京ディズニーリゾートを運営する株式会社オリエンタルランドは7日、4月15日から開催しているアニバーサリーイベント「東京ディズニーリゾート40周年“ドリームゴーラウンド”」を記念して、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの一部アトラクションを短い待ち時間で楽しめる、無償の「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」を今夏から期間限定で導入することを決定した。併せて、現在休止している「ディズニー・ファストパス」のサービスが終了することを発表した。「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、パーク入園後に東京ディズニーリゾート・アプリから体験したい対象施設を選択して取得することができるサービスだ。ゲストは決められた時間に専用レーンから入場し、短い待ち時間で施設を利用できる。パーク体験の選択の幅が広がるこのサービスで、他の体験に費やせる時間が生まれ、祝祭感あふれるパークでの滞在がより可能となる。夏季導入に向けて準備を進めており、導入日については決まり次第、改めて発表となる。また、現在休止している「ディズニー・ファストパス(FP)」のサービスを終了することが決定した。同サービスは、無料で発券できるシステムで、専用入場口から入場でき、通常入場口に並ぶことなく通常より短い待ち時間でアトラクションを利用できるというもの。東京ディズニーリゾートでは、2000年7月に東京ディズニーランドのビッグサンダー・マウンテンで初めて導入された。その後、19年7月より「ファストパス・リマインダー」というシステムに移行。新型コロナウイルスの流行による臨時休園後は、サービスを休止していた。
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